アトランスチャーチの川田です。
先日、滋賀県立近代美術館で現在開催中のウォルター・クレインの企画展「絵本はここからはじまったーウォルター・クレインの本の仕事」に行ってきました。(2月4日~3月26日まで開催)
皆さんは、ウォルター・クレイン(Walter Crane)をご存知でしょうか。1900年前後にイギリスで活躍した絵本作家です。
ウォルター・クレインは「現代の絵本の基礎を築いた」とも言われるほど重要な人物なのです。
今回お邪魔した「ウォルター・クレイン展」では、そんなウォルター・クレインの、ほぼすべての絵本ともいえる約140点の作品が展示されていました。
絵本コレクターの私としても非常に楽しい時間でしたが、滋賀県立近代美術館の学芸課長である占部敏子さんともご挨拶させていただいたり、絵本学研究所を主宰されている正置友子さんともご挨拶をさせていただき、充実した時間を過ごすことができました。
正置友子さんにはご著書にサインもいただいてしまいました。
実は、ウォルター・クレインの本はアトランスチャーチでも出版しています。
2016年に「プリンセスミュージアム」をスタートした際、「ミニ復刻本シリーズ」として出版しておりまして、日本女子大の馬場聡先生に翻訳をしていただいています。
そんな繋がりがあるウォルター・クレインの企画展ですが、今後は千葉でも開催されるそうなので、お近くの方で興味ある方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。